RED AMERICAN HOUSE
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吹き抜けのあるリビングと、リビング階段も当初から希望していた。特に階段は「将来、家族が増えたとき、玄関からそれぞれの部屋に行くのではなく、家族で過ごす空間を通るようにしたかった」。これはご夫婦2人に共通する思いだった。
1階はエントランス、浴室まわりを除き、ほぼリビング、ダイニング、キッチンで構成されている。空間にゆとりを持たせたつくりになっており、それぞれの空間を仕切る壁、ドアもない。開放的で使いやすく、この間取りで大正解だった。
ご主人が「けちをつけるところがない。理想形です」というリビング。上下に窓を配しているため、1日中、陽当りのいい吹き抜けの空間になっている。ソファなど、大きなインテリアは、この家のテイストに合わせて買い揃えた。アメリカンをベースに、所々シャビーなテイストが取り入れてある。
「かわいらしく、使いやすく」をベースに、奥様の要望もあって造作したパウダールーム。ボウル、鏡、照明は、空間の統一感を考えながら、奥様主導で選んだという。
室内は白が基調だが、1階も2階も、トイレは「ちょっと遊んでみたかった」。クロスは他の居室と大きくテイストを変え、いかにもアメリカンで、ポップな柄を選んでいる。
「キングサイズのベッドを置いてもゆとりのある空間にしたい」というご主人の要望が反映された寝室。壁にはタイル調の立体感あるクロスを使い、デザインのアクセントにした。
趣味でデニムを収集していたご主人のウォークインクローゼットは、1つの部屋として独立している。棚板、ハンガーポールなど、好きなものを集めたショップをイメージした。
ダイニングテーブルは、リビングとのコーディネイトを考えて選んだもの。椅子は異なるデザインのものを置いているが、「すべてきっちり揃えるのではなく、ちょっと崩した、ラフな雰囲気も残したかった」ため。小物類を含め、ご夫婦のセンスが光る。
アイランド型のキッチンは、収納もたっぷりで、使い勝手は上々。友人・知人を招いても窮屈にならないよう、リビングからダイニング、キッチンへ、自由に移動できる動線にこだわった。ご主人も料理好きなため、キッチンは高さを5センチ上げている。
エントランスの左側は、大きなシューズクロークになっている。靴が好きで、ブーツやスニーカーをつい収集してしまうご主人の要望で、これも当初から要望していた。「実はこれでも収まり切らなくて」というご主人のそばで、奥様はやさしく微笑む。
サイディング、カバードポーチは白だが、玄関のドアは木製、屋根と郵便ポストは赤にするなどアクセントを加えている。
結婚を機に家づくりを考えられた20代の若いご夫婦。
アメリカのカルチャーやライフスタイルに憧れがあるご主人のご意向でラップサイディングとカバードポーチはマストでしたが、インテリアではシャビーなテイストを加えてベタではないオリジナルなアメリカンを演出されています。
部屋に飾る小物等を選ぶ時は2人で決めるのが約束だという。
そうした幸せな時間と共に、これからも表情を変え続けていくアメリカンハウスが楽しみです。